あなたはERSとDRSという言葉を聞いたことはありますか?
実際に言葉を知っていてもどれくらいの効果があるのか気になっている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、F1 22のゲームで検証してみることにしました!
ぜひ最後までご覧ください!
ERSとDRSについて
ERSとは
ERSとは、走行するマシンのエネルギーを電気エネルギーに変えて利用するエネルギー回生システムのことで、英語ではEnergy-Recovery-Systemと表します。
簡単にに説明すると
- MGU-K(Motor Generator Unit)
- MGU-H(Motor Generator Heat)
の2種類あります。
MGU-Kは、ブレーキング時に発生する運動エネルギーを回生する装置で、MGU-Hは排気ガスの熱エネルギーを回生する装置です。
こうした高度な技術は私たちの生活に大きな影響を与えているんです。
運動エネルギーや熱エネルギーなどさまざまなエネルギーを再利用することで、エンジンのパワーを支えるだけでなく燃費の改善になり私たちの生活がよりエコに、より豊かになっています。
DRSとは
DRSとは、リアウイングの角度を変えて一時的に空気抵抗を減らし、トップスピードを向上させオーバーテイクを促進するシステムのことです。
DRS検知場所において先方にいるマシンとの差が1秒以内だった場合にDRS看板から使用することができ、オーバーテイクがしやすくなります。
雨などの天候が悪い場合や路面状況がよくない場合は先方のマシンとの差が1秒以内であっても使用することはできませんし、使用できる条件がそろっていてもマシントラブルによってうまく作動しない場合もあります。
また2019年の最終戦であるアブダビGPではF1とFOMが運営しているサーバーでトラブルが起こり、1秒以内にいてもDRSが使用することができなかったこともありました。
スピードの比較
概要 | スピード(KPH) |
通常 | 302KPH |
ERS | 317KPH(+15) |
DRS | 315KPH(+13) |
すべて | 326KPH(+24) |
まとめ
今回は、ERSとDRSの比較をしてみました!
何も使用せずに走行した速度とすべて使って走行した速度の差は24KPHもあることがわかり、いかにERSのマネジメントが重要なのかが分かりましたね。
サーキットによってまたは天候によってERSのマネジメント難易度は変わりますが、抜きやすいコースではERSのマネジメントスキルがかぎになるのではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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